オークン 第76回 出国前の寮生活 2026.06.17
弊社では、技能実習生に対し、全寮制による生活・教育支援を行っています。
実習生は渡日後、原則3 年間にわたりカンボジアへ帰国することができません。
中には家族と離れて暮らした経験がない実習生もおり、入国前の講習期間中にホームシックになることもあります。そのため、全寮制の環境の中で仲間と支え合いながら生活することで、精神的な自立や共同生活への適応力を養っています。
また、全寮制には、日本での生活に必要な力を渡日前から身につけるという目的があります。日本では、多くの実習生が共同生活を送りながら、自ら身の回りのことを行います。そのため寮では、1 部屋4〜5 人で生活し、掃除や整理整頓を分担しています。
毎朝8 時から始まる朝礼前には各部屋の清掃を行い、清掃委員が確認する仕組みを設けています。さらに、寮の居室さらに、寮の居室だけでなく、食堂やキッチンなどの共用スペースにおいても、「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の5S 活動を徹底しています。
これにより、日本の職場や日常生活で求められる基本的な習慣や規律を身につけています。食生活も重要な学びの一つです。平日は授業に支障が出ないよう、調理担当スタッフが栄養バランスを考慮した食事を提供しています。一方、日本では自炊が必要となる場面も多いため、土日や祝日には実習生自身が役割分担をしながら調理を行っています。料理や家事の経験が少ない実習生もいますが、寮生活を通じて基本的な生活スキルを習得し、渡日後の自立した生活につなげています。
また、委員会活動を通じて、実習生が主体的に学校生活を運営する機会を設けてい
ます。自ら考え、行動し、仲間と協力する経験を積むことで、責任感や協調性、チームワークを育んでいます。全寮制の生活を通じて、実習生が生活力や協調性を身につけ、日本で自立した生活を送れるよう支援しています。実習生が安心して新たな一歩を踏み出せる環境づくりに努めてまいります。