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オークン第29号 孤児院卒業生が、技能実習生として入国 2022.07.11

ワタミグループが支援している「公益財団法人School Aid Japan(以下SAJ )」では、カンボジアの孤児院を運営しています。SAJ は、2001年に設立され、学校建設事業から始まり、就学支援事業、食の支援事業、孤児院事業、学校運営事業と開発途上国で様々な教育支援活動をしております。
今回、初めてSAJが運営する孤児院「夢追う子どもたちの家」を卒業した女性が、ARSでさらに日本語の勉強に励み、実習生として入国しました。
彼女は、5歳の時、父親がエイズで亡くなりました。12歳の時、母親もエイズで亡くなりました。通っていた学校の先生たちが生活と学習を支援する組織を探し始め、16歳になった時、この孤児院に来ました。そして現在は、日本に来たいという彼女の希望があり、グループ会社であるワタミ株式会社「ワタミの宅食」の工場で、他の実習生たちと同じように実習に励んでいます。

彼女の今の将来の夢は、カンボジアでコンビニを開くことと、貧しい子供のため学校を開くことです。私たちは、彼女の夢が実現できるようにサポートしていきたいと思います。
彼女があこがれていた日本で、実際に実習生として働き、日本をどのように感じ、受け止め、成長して行くのかが楽しみです。

 

【カンボジア送り出し機関ARSが毎月様々な情報を監理団体様に発信します。】
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