オークン第26号 いざ日本へ 出国第一号を空港で出迎え 2022.04.06
2022年3月、ついに日本のコロナ感染防止水際対策が緩和され、待ちに待った入国が再開されました。カンボジアで待機している技能実習生87名、特定技能外国人61名、コロナ期間中も耐え忍んでくれた現地スタッフに大きな朗報です。
カンボジアから日本へ出国するまで、長い人で2年以上待っていた人もいるので、出国が決まった人からまず健康診断を再度受けてもらいました。妊娠検査、薬物検査に加えて、カンボジアではまだ多い結核とB型肝炎の検査です。1年や2年待っている間に感染している場合もありうるとして検査しましたが、実際に陽性が出た人もいました。結核やB型肝炎は、再々検査を受けてウイルスの量が少なく、ARS指定の首都プノンペンの日系病院から渡航の承認をもらえば出国が可能としています。また、日本入国後は、現在日本に居る実習生と同じく、携帯電話のアプリで学べるEラー二ングを提供し、自主隔離中でも自身で学習するように促しています。特定技能外国人については、7日間の自主隔離中、日本人スタッフとの会話授業を毎日行い、会話力の向上に繋げます。
3月中旬に、早速出国第一号を空港で出迎えしました。この実習生は、3号入国するまで2年以上待っていました。本人は、これからたくさん稼いで母を助けるため、やる気に満ちていました。日本滞在中も日本支部でのサポートを続けていきます。