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オークン第33号 出国前家庭訪問 2022.11.12

みなさんこんにちは!カンボジアは雨季の最後の雨が降り、だんだんと温度が下がり冬の気配がしています。今回は技能実習生が日本へ出国する前、学校が行っている家庭訪問について紹介します。
面接前に家族には電話で実習制度についてなど話しをしておりますが、内定をいただいた後は、内定者の育った環境や今の家庭状況などを確認し、再度対面で実習へ行く目的やヷーで稼げる金額について、失踪リスクについて家族と共有しています。
今回訪問したのは、ポーサット州のサー・パウ(男/29歳)さんのご家庭です。彼の家庭訪問は今回特に重要視しておりました。その理由は、担任の先生より、彼は気が弱くて日本に行けるのか心配との相談があったからです。今回、彼と共に故郷に向かうと、彼の顔つきは学校での顔と全く違う父親の顔になっていました。

家族にも意思を確認すると、奥さんや両親はたくさんの借金があること、子どもは3人いて、カンボジアにいても養えないことを話してくれました。そして、ーヽも含め家族は必ず実習をやり切ると約束してくれました。まだ、心配な部分もありますが、学校側は彼の家族と密に連絡を取り、今後も協力し合っていくことを約束しました。あと3ヵ月、学校で勉強して彼は日本へ行きます。娘3人とも会えなくなりますが、娘のためにも日本で頑張ると決意していました。彼の違う一面の伺うことができ、より一層頑張っていただきたいと思います。

【カンボジア送り出し機関ARSが毎月様々な情報を監理団体様に発信します。】
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