オークン第40号毎月のカウンセリング

オークン第40号　毎月のカウンセリング 2023.06.12

今回は、毎月監理団体様、実習実施者様に送付しているカウンセリングレポートについてお話しします。
当社が関わって在日している技能実習生、特定技能外国人全員に対して、 ARSの日本駐在スタッフ、カンボジア ARS教師が手分けして連絡をしています。

その内容は①将来の夢②仕事の状況③生活についてです。そして、問題を抱えていないか確認しています。始まりのきっかけは、彼らの夢・目標を叶えるためのサポートをするためです。

私たちは、彼らが母国に帰国後、永続的により良い生活ができるようになってもらいたいと考えていますが、実態は一時的な収入確保にしかなっていません。制度の目的を果たすためにも、
夢・目標を明確にし、その達成に向けて日々の努力をしてもらいたいと考えています。もう一つの目的は、失踪対策です。
実習生本人が何を考えて、どんな問題を抱えているのか。失踪前に何らかのサインがあったのではないのか。それらを毎月のカウンセリングで聞いて相談できるようにしたいと考えています。

実習実施者様の中には、カウンセリングレポートを見て、実習生の心の内を知り、不信感を抱いてしまうこともあると思います。

しかし、このレポートは、本人たちの発言をそのまま記載していますので、冷静に受け止めていただき、一緒に改善をしていただければと思います。

もちろん、当社スタッフも全面的にサポートをさせて頂きます。日本語がおぼつかない実習生とのコミュニケ―ションは難しいですが、コミュニケーション不足による問題が発生する前に、少しでもこのレポートが手助けになればと思います。