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オークン第42号 実習を任期満了した先輩からの激励 2023.08.05

今回は、コロナウィルス感染症拡大が止まり、続々と任期満了帰国をしているARS 卒業生のお話です。
卒業生がカンボジアに戻った際は必ず学校に寄るように依頼し、今勉強している学生たちに日本でも経験談や、在学中に勉強しなければいけないことについて話してもらっています。

学生たちは、日本がどういう国でどういう場所か全く想像できないため、同じカンボジアの先輩が現場でどう感じたか、何がカンボジアと違うのか、経験談を聞くことはとても勉強になります。

 今回お話してもらった先輩は、特に出国してから職場でのコミュニケーションに困り、現場で大変な思いをしたそうです。もっと勉強しておけばよかったと悔やんだため、学生たちに本気で勉強に取り組むよう話していました。また、叱られることに慣れていないカンボジアの学生たちへ、違うことをやったら叱られるのは当たり前、必ず説明を聞いて、次に間違えないようにメモをすることなど、具体的な例を挙げて指導してくれました。貯金計画についても、しっかり立てないと、あるだけ使ってカンボジアに帰ってから後悔することも話していました。学生たちも先輩の言うことには現実味が深く、真剣に聞いてメモを取っていました。

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