news ニュース

カンボジア国内の状況、日本で働く実習生のケア 2021.06.22

現在も学校再開の目途はたたず、オンライン授業が続いています。
カンボジアでは、ワクチン接種が積極的に行われている状況ですが、新規感染者数は連日600名を超え、高止まり傾向が続いており、終息にはまだまだ時間がかかりそうです。日本国内の状況も、皆さまご存知の通りですので、実習生たちの入国の見込みも立っておらず、採用が決まっている学生からは不安の声も聞こえてきました。
受入企業様の中は、あてにしていた実習生が入国出来ない為に人手不足に陥ってしまい、予定していた仕事をキャンセルせざるを得ない状況も起きているようです。
入国出来ない事実、やむを得ない予定の変更に対して、大変もどかしい思いです。

私たちは、既に日本にいる実習生へのケアのひとつとして、月1回ビデオ電話でカウンセリングを行い、管理団体様へ様子をお伝えしています。
最近はやはり、コロナ感染への不安や家族が失業したといった内容が多く、ご家族のことも心配になります。しかし、実習生の中には「家族が大変だから、自分が頑張って働いて、たくさんお金を送りたい」「日本語の試験に合格するために、毎日勉強を頑張っています」などと、前向きに話してくれる実習生もいて、とても元気をいただいています。
私たちには、送り出す1人ひとりを守っていく責任があることに、改めて気づかされます。
企業様、管理団体様、そして実習生から信頼される送り出し機関になることを目指して、成長し続けたいと思っています。
学校が再開されましたら、学生たちが安心して勉強に取り組める環境を整え、以前にも増して高度な教育や指導を行って参ります。

カンボジア関連でご質問、ご相談などございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

ページトップ